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パピエ・レイ
用途 オーナー住戸
共同住宅19戸
所在地 東京都大田区
構造規模 地上6階
主体構造 RC造
面積規模 774m2
竣工

  【土地有効活用事例】
店舗兼木造賃貸として利用していた約50坪の土地を有効活用し、オーナー住戸とワンルームの賃貸住戸18戸を計画しました。

※↑画像をクリックして拡大表示

敷地


模型
マネーコンセプト(商品企画):建設費の返済を収益空間でまかなう!

計画地は駅から徒歩5分の商店街に面した近隣商業地域です。活気のある商店街で、大小のビルと昔からの木造2階建ての店舗併用住宅が建ち並ぶ立地です。

調査より、約160坪程(容積率300%)の建物が建てられることがわかりました。シミュレーションの結果6階建てまでは、凸凹なく効率良く建設可能であったので、1階から5階を収益空間、6階部分をオーナー住宅として企画設計を行いました。
そして、その企画設計をベースに賃貸マンションの可否について数社の不動産会社や銀行などに打診し、住戸への入居者像や賃料について提案をいただきました。

羽田空港の拡大に伴い、単身用マンションの需要を見込める立地であることから、賃貸住戸は単身女性をターゲットとしたコンパクト賃貸マンションを企画しました。


デザインコンセプト:

外観は白と茶色のタイ貼りで、シンプルなデザインとしました。垂直を意識した建物全体のデザインの中で、エントランスの黄色い庇が水平の弧を描き、建物と、街並みに対してのアクセントとなっています。

賃貸住戸の間取りは1Kプランで、どの部屋も2方向から光が入ります。
最上階のオーナー住戸からは品川の高層ビル群から羽田空港までを望む眺望が広がります。リビングには大きな窓とウッドデッキのバルコニーが連続し、リビングをとても明るく、同時に最大限にこの眺望を楽しめる空間としています。